デメリットもある

純正品のトナーとリサイクルトナーは何も違いがないのか、ただブランド名がついているのとついていない、またメーカー保証があるかないかというくらいで、品質に違いがないという事なら、リーズナブルなリサイクルトナーを利用する方がいいじゃないか、と誰もが考えるでしょう。

しかしリサイクルトナーにも全くデメリットがないという事はありません。もちろん、トナーの混ぜ方など、カラー印刷の色合いに違いがある事は間違いありません。純正品とトナーの粉そのものが違う、という事なので、高品質な粉を利用していても全く同じ色を出すという事は不可能なのです。そのため、印刷物に若干、色合いの違いというのが出てきます。

また不具合が起きるという事も、純正品より若干ですが高くなっています。メーカーによって異なるという事もありますが、純正品、汎用品トナーは一般的に約0.5から1%、リサイクルトナーが平均的に2%から3%といわれます。

こうした数字が出ていますが、トナーカートリッジより感光体「ドラム」の不具合率の方がより高くなるといわれています。リサイクルトナーを製造販売する企業は、このトラブルに対応するという事に力を入れ、保証、メンテナンスなど購入後、利用してもらっている時のフォローをしっかり考えているのです。

リサイクルトナーのメリットとデメリット

インクリサイクルトナーを使用するメリットは、大幅なコストダウン、経費を大幅に削減できるということです。国内の純正新品トナーと比べると、各メーカーにもよりますが半額から80パーセント価格が安くなります。そして、ゴミを減らし環境に配慮することができるということもメリットの一つです。リサイクルトナーは、熱を加えたりせず、そのままの形でリサイクルすることができるので、二酸化炭素の排出量を削減することができます。全部捨ててもう一度作り直すということをなくしたので、ゴミの量が減ります。

デメリットですが、純正トナーと比べると、製品の不具合発生率、不良品率が高くなります。印字品質が劣るというわけではありませんが、不具合の発生率は、2~10パーセントです。そして、純正トナーでもメーカーやプリンタ機種により同じ色でも異なりはあるものの、やはり純正トナーに比べると、カラーの色合いが若干異なっています。もうひとつ、メーカー保証が利かないというデメリットがあります。純正トナーを使わずにリサイクルトナーを使用するとメーカーの保証対象外となってしまいます。

検討してみて下さい、リサイクルトナー

「あ、トナーのインクが切れそう…」――印刷頻度の多い会社ならよくあります。でも、トナーって意外と高いのがネックですよね。メーカーの保守点検メニューに含まれているところだってありますが、そもそも保守点検パックの値段が高いです。だいたい、用法通り使って入れば、なかなかプリンタは壊れたりしませんからね。

そこで、今後検討してほしいのがリサイクルトナーです。リサイクルトナーとは、使用済みカートリッジを回収し、工場で分解・洗浄・部品交換したうえでトナーを充てんして再度利用できるようにしたものです。ビールや日本酒などのお酒のビンは洗浄して再利用しますよね?それと同じイメージです(ちなみに、正確には「リサイクル」というより「リユース」という方が正しいですがそれはさておき)。

上記の説明でイメージ出来る通り、リサイクルトナーは部品を再利用しているため、値段が純正のものより安いんです。機種にもよりますが、純正の新品より40~80%OFF。お買い得の上に、地球にも優しいわけです。もちろん、純正製品のほうが信頼できる、という方もいるでしょう。

とはいえ、同じ部品を使っているわけだから、動作については全く問題ないわけです。次回のトナー交換の際には、リサイクルトナーを検討してみてはいかがででしょうか?


デメリットもある